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北陸ツーレポ(7)魚津市(2) ― 2013年08月26日
2013年8月26日(月)
野宿した日の起床はいつも早いです。午前5時半には自然に目が覚めました。
目覚まし時計に叩き起こされてる日常がウソのようです。
昨夜は暗くて詳しくわかりませんでしたので、改めて公園をよく見てみます。
↓名前は大町海岸公園でした。
野宿した日の起床はいつも早いです。午前5時半には自然に目が覚めました。
目覚まし時計に叩き起こされてる日常がウソのようです。
昨夜は暗くて詳しくわかりませんでしたので、改めて公園をよく見てみます。
↓名前は大町海岸公園でした。
きれいな公園です。まるで私のために整備されたかのようです。
↓これが公園の前にある海岸。
もちろん朝食もここでいただきましたよ。(食事内容は極秘。)
公園の一角には、↓こんなモニュメントがありました。
「魚津の米騒動」と書いてあります。
この公園の真隣が米騒動の発祥地なのだそうです。日本史に出てきましたね。
↓これがその場所。公園から歩いてなんと10秒。
せっかくですから、米騒動を勉強してきました。
第一次世界大戦で日本は好況になったものの、物価が急上昇して米価が4倍にもなったそうです。
そうなると米も投機対象となり、買い占め等が横行したようです。
ここ魚津港は北海道への米の積出港でした。
1918年7月23日、主婦46人が銀行の米蔵前に集結。米の積み出しを中止させました。
これが発端となって全国369ヶ所に広がり、50日間で参加者数百万人という大騒乱に発展します。
最終的に、当時の寺内内閣が総辞職し、日本初の政党内閣・原内閣誕生へと繋がりました。
それまでは、米よこせデモぐらいのイメージしかなかったんですが、
なんのなんの、国中を揺るがす大事件じゃないですか。政治体制まで変わってますよ。
そのきっかけとなったのがこの場所だったわけです。
ちなみに中3の息子はちゃんと知っとりました。よしよし。
主婦があと一人多かったら、赤穂浪士と同じ四十七士になったのに。。ちょっと悔やまれますが。。
↓表に回ってみます。
右はかつての十二銀行(現・北陸銀行)。看板は魚津水産株式会社に変わってます。
左が銀行の米蔵。どちらも今は使われておらず、私有地ということで立ち入り禁止です。
たぶん、積み出しは裏からでしょうから、主婦が集結したのもこの裏なんでしょう。
日本全国で軍隊が投入されるほどの大騒乱になり、死傷者まで出たそうですが、
ここ魚津では、暴力的ではなく話し合いで解決したんだそうです。
やはりメインアクターが主婦だからでしょうね。。
こうして貴重な歴史スポットを知ることができたのは、あのキャンプ場を諦めたお陰です。
いや、その前にもフォッサマグナで時間取られたり、雨宿りを余儀なくされたりと、
いろんなものが重なってここに辿り着きました。
なんだか不思議な縁を感じます。あのショボい大断層も許してあげることにしましょうか。。
さて、魚津の見所は他にも↓こういうものがあるそうです。公園内にパネルがありました。
ホタルイカと蜃気楼と埋没林。
ホタルイカも蜃気楼も見られるのは春だそうです。
埋没林は博物館まで行ってみましたが、朝早過ぎてまだ開館していませんでした。。
ホタルイカは後で調べてみると意外と魅惑的なやつらです。
↓この子たちが

↓こんなに光るんですって。おおっ!

春にこの子たちが現れる頃の魚津近海は「ホタルイカ群遊海面」として特別天然記念物に指定されています。
ホタルイカが指定されてるのではなく、海面が指定されてるらしい。
でもこの子たちはちょっとマヌケらしく、集団で浜辺に打ち上げられることがしばしばあるそうです。
↓これがその光景。(ネットより)

なんと美しいんでしょう。。これを「ホタルイカの身投げ」というそうです。
行けば必ず見られるという保証はありませんが、一度は見てみたい気がします。
ちなみにこの子たちは食用です。
道の駅でたくさん売られておりました。でも光るのは生きてるときだけです。
このように、行き当たりばったりではありますが、旅先ではいろんなものに出会います。
それほど日本には見所が多いということなんでしょうね。
魚津は魅力的な町でありました。
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