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山陰ツーレポ(27)川越 ― 2014年05月05日
小京都・越前大野から小京都・高山と、欲張ったルートを設定したがために、雨の中、山岳地帯を抜けていくはめになってしまいました。
位置的には、↓こうなってます。
位置的には、↓こうなってます。
大野の次に到着した町が九頭竜です。といっても、ここはまだ大野市内です。
ここに着いて初めてこの道が恐竜街道と呼ばれていることを知りました。
ここは、JR九頭竜湖駅と道の駅九頭竜が併設されている珍しいところです。
駅舎の前には、↓こんなものが。
たまに動きながら吠えてました。
↓九頭竜湖駅はJR九頭竜線の終点駅です。
ほんとは福井県から岐阜県をつなぐ路線になるはずだったらしいんですが、工事が中断されたため、ここが終点駅になってます。
九頭竜でしばし考えましたが、この雨の中で高山を抜けていくのは無理と判断しました。
時刻は午後3時です。この先にある東海北陸自動車道に乗って、あとはずっと高速道で帰ることにします。
白鳥西インターから東海北陸自動車に乗ってすぐの、ぎふ大和PAです。
この時点ですでに午後4時半になってました。すでに2時間も雨の中を走ってます。
この後、東海北陸自動車から東海環状自動車道を経由して、中央高速道に乗り換えます。
↓東海環状自動車道の五斗蒔(ごとまき)PAです。
ここで午後6時半です。雨はまったく止む気配がありません。
長時間雨の中を走るとなると、当然荷物も対策を施さなくてはなりません。
今回はiPadや充電器、コード類など、水に濡れたら困るものが結構あるので、それはタンクバッグに移動させます。
この旅の二日目、富山市内でウインカーの防水のために買ったラップが、ここでまた活躍してくれました。
↓これがタンクバッグ。
↓これがウエストバッグ。
リアシートのツーリングバッグには一応ビニールをかけてあります。
さて、この時点で私は夜中までには川越に到着できると思っていました。
しかし、中央道に乗ってから、雨は更に激しくなり、しかも標高が高いため寒さにも襲われます。
パーキングに頻繁に寄りながら、中央道を東へ進み、岡谷で長野自動車道に乗り換えた時には午後10時を過ぎていました。
ここから北上すると、塩尻に健康ランドがあります。まともに考えれば、ここで健康ランドに飛び込むべきです。
しかし、高速道を走りながら悩んだ結果、塩尻を素通りしました。
バカな選択をしたもんです。
どうせここで一泊するんなら福井で一泊しておけばよかったのに。。と後悔するのが嫌だったのでしょう、その時の私は。
今冷静に考えれば、ホントどうかしてましたね。。。
すでに写真など撮ってるような状況ではなく、旅の写真はもうありません。
長野自動車道を北上し、更埴JTで上信越道に、藤岡JTで関越道に乗り換えます。
そして川越の自宅にようやくたどり着いた時、時刻は午前3時半になっていました。
福井県大野市から延々12時間も雨の中を走ったことになります。
この日は若狭の高浜から出発していますので、一日で720kmを走りました。
↑こうやって後でマジマジと地図を見ると、これを走ったのかと感心するやら、ゾッとするやら。複雑な思いがします。
帰宅後、雨が止んでから撮った最後の写真が↓これです。
ほんとによく走ってくれました。右隣はお留守番役のHONDA GB250です。
そういうわけで、今回も思い出深い旅になってくれました。
でもこれまでで最も過酷な旅でもあったと思います。。今度はもっと自制しなきゃ。。もう50なんだし。。
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山陰ツーリングまとめ
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総走行距離 2,448km
ガソリン代計 20,724円
高速道料金計 20,670円
その他有料道路 940円
宿泊料金計 8,500円
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