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北陸ツーレポ(13)高岡市2013年08月27日

2013年8月27日(火)

本レポートも13回を数えるまでになりましたが、旅はまだようやく3日目です。

↓昨夜、まーったりと過ごした「サウナアルプス」。

さて、午前中は前日のおばちゃんの教えに従って、海岸へ出ることにします。

↓これが富山市の中心部を流れる神通川。水量は黒部川を凌ぎます。

なんか、凌ぎ過ぎて氾濫しそうな気がしてならんのですけど。。
大丈夫なんでしょうか?

神通川というと、覚えていることが一つだけあります。

イタイイタイ病です。政府認定の公害病第一号。この川一帯のカドミウム汚染が原因でした。
表面化したのが1920年。公害認定が1968年。1979年から汚染地域の清浄化事業が始まり、
それが完了したのが、なんと2012年

遠い過去の話かと思っていましたが、全て片付いたのは去年なんですね。。
浄化事業に33年かかってますけど、これって福島の放射能汚染土壌の浄化の目安になるんじゃないでしょうか。
100年かかるとかテキトーなこと言ってるやつもいるようですが。。


さて、おばちゃんのお勧めは↓これ。

富山新港に併設されている海王丸パークという海浜公園です。
後ろに見えるのが新湊大橋。いわゆるベイブリッジです。
この辺の風景は青森市とそっくりです。
ただ、ここは富山市からわずかにずれてて、正確にはお隣の射水(いみず)になります。
海王丸は月に2回ほど帆を張るそうですが、この日は平日なので外れでした。
しかし、私はこの帆船に心が動きませんでした。
動かしてくれるものが他にあったのです。

それが↓これ。

帆船の向こう側に停泊していた、海上保安庁の巡視船です。
この辺りは第九管区になります。石川県から新潟県までが管轄です。
映画「海猿」の仙崎大輔は、一作目は第七管区(福岡)、二作目が第十管区(鹿児島)でした。

↓海保に敬意を表して記念撮影。

巡視船の名前が「やひこ」と書いてあります。
調べてみると、1995年建造で、当時は「さつま」という船名で第十管区所属だったらしい。



さて、この日は能登半島周回の途に着く予定でしたが、
気まぐれで、富山市のお隣(射水市の南)高岡市にも寄ってみることにしました。

↓高岡駅前の様子。

富山駅前とそっくり。駅舎工事の遅れ具合まで一緒です。仲良しなんですね。

↓おまけに路面電車が走っているところまで一緒。

しかしまぁ、なんとも可愛らしい車輛ですこと。。
子供たちに親しまれる庶民の足!...ってな感じです。
ちょっと羨ましいかも。路面電車って大事にしたいですね。

↓自称・日本三大仏の一つ、高岡大仏です。市街地の真ん中にあります。

17世紀から木造の大仏がここにあったらしいですが、3回焼失しており、
1933年に銅製の現在の大仏が完成しました。

奈良・鎌倉の大仏に比べると、はるかに歴史が浅いので、三大仏として同列に扱うことに異論もあるようです。
そのせいか、いまいちメジャーになり切れていませんね。。


↑確かに、日本三大仏を謳っていますねぇ。。。

どのくらいの歴史があれば認められるのか、どこで線引きするのか、という議論も生まれますし、
大きいのは確かなのですから、私は日本三大仏として認めてあげていいような気がします。

ついでですから、日本三大仏を比較してみますと、

 奈良の大仏:8世紀。高さ14.7m。国宝。
 鎌倉の大仏:13世紀。高さ13.4m。国宝。
 高岡の大仏:20世紀。高さ15.8m。市指定文化財。

何気に高岡大仏が一番デカいのでありました。。
ま、確かに国宝と市指定文化財という格の違いはありますけど、
そもそも仏様を格付けすること自体、妙な話ですし、やっぱり認めてあげていいのではないかと。。


さて、高岡市にも私好みの街並みがありましたよ。↓

高岡市金屋町。タウンマップでは「千本格子の家並み」と紹介されています。
重要伝統的建造物保存地区に指定されております。
重要伝統的建造物保存地区。。。。。どこかで聞いたような。。。。

おぉ!そうそう。弘前市にありました!

これが。

弘前さん、やっぱ指定解除した方がいいんじゃないでしょーかねぇ。。。。記事はこちら


さて、高岡市を出た後は、いよいよ能登半島周回コースに入ります。


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