★★ 目次INDEXはこちらです。 ★★
     【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(2)(12.5)
     【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(1)(11.30)
     【アップ情報】 千葉県栄町探訪(4)(10.29)
     【アップ情報】 千葉県栄町探訪(3)(10.27)
     【アップ情報】 千葉県栄町探訪(2)(10.25)
     【アップ情報】 千葉県栄町探訪(1)(10.24)

青森ツーレポ(16)大石神ピラミッド2013年05月03日

キリストの里を出て、国道を進むと、大石神ピラミッドの道標が登場します。

↓見てのとおり、当分止みそうにない本降りの雨になりました。。


道標どおりに進むと現場に到着です。当然、人の気配はありませんでした。。

キリストの後は、神社の登場ですかい? 和洋折衷ですな。

↓案内板には、『茨城県磯原町にある武内家の文庫に秘蔵されている神代史によると』と書いてあります。

へ〜、数万年前のピラミッドなんですって。。

このピラミッドも、キリストの墓と由来は同じ、竹内古文書です。
案内板のくせに、竹内の漢字を間違えてるというのが一番の神秘ではないでしょうか。。
観光協会さんに教えてあげたい衝動にかられますが、放っておきます。

ここには19年前にも来てますので、何があるかはだいたいわかってます。

↓こんなのとか、

↓こんなのが、

ただあるだけ。。
数万年前からここにあるのは、きっと事実なんでしょうね。
でもピラミッドと名付けるには、ちと役者不足の感が否めない。。
まあこれは始めからわかっていたので、個人的にはガッカリ感はありませんでした。
“懐かしい” という思いをゲットできただけで十分です。はい。それ以上は望みません。

でもまぁ、一つだけツッコんでおくと、↓これ。

『表面に文字が彫刻してあったと伝えられるが...』と書いてあります。

だったら地面掘って確認すりゃいいんじゃないの?
数万年前の文字が確認できたら、世界史が書き換わる世紀の大発見ですよねぇ。。

はい。まぁそんなところで数々のロマンを提供してくれた新郷村に別れを告げることにします。



さて、大石神ピラミッドを下りて、国道をさらに進むと、迷ヶ平というところに着きます。
ここが青森県と秋田県の県境です。↓

迷ヶ平は、“まよいがたい” と読みます。
迷いたくても迷いにくいのか? そんなキミョーな錯覚に包まれます。
なんか、この辺りも神秘スポットなんですって。
でももう、そんなこたぁどうでもいいです。

ここは標高が600mくらい。気温は2℃
60km/hでお上品に走ったとしても、体感温度はマイナス18℃です。
そこにが加わります。


↓国道から県道に乗り換え、本日最後の目的地、大湯の環状列石を目指します。

こんな環境でも、まだ観光しようという貪欲さは我ながら素敵です。
しかし、この旅で最も過酷だったのがこのルート。
写真ではよくわかりませんが、右から左へものすごい強風
グローブは完全防水ではないので、雨で完全に濡れてしまいました。
濡れたグローブをはめて、気温2℃の中を走るのですから、指の感覚が10分ともちません。
何度も停まってはエンジンを触り、指の感覚を維持します。
バイクをしっかりホールドしないと、強風で路肩に転落する危険性があります。
それでなくとも、ヘルメットのシールドに叩き付ける雨粒で視界が悪いのです。
他に通行する車もなく、さらに荒涼感孤独感も加わります。

これで宿に向かっているなら、気持ちに余裕が生まれたでしょうけど、
この時点で、宿泊場所は一切メドが立っていませんでした。。

あぁ。。なんという不運なんでしょう。。こんなツラい走りは初めてです。
この不運を悔やめば悔やむほど、気持ちがネガティブになっていきます。
むしろ、キリストが与え給う試練だと思った方が幾分か気が休まるのでした。

↓青森を離れ、西に進んでいくと、ドライブインがありました。

なまはげが迎えてくれます。あぁ、秋田なんだなという実感が得られますね。

店内ではもちろんストーブが焚かれておりました。
これぞ天の助け。しばらく店内でぬくぬくさせてもらいます。
キリストが与えた試練をが助けたという、訳のわからん状態です。。

一度ぬくぬくしてしまうと、また走り出すのが嫌になってきます。
この日の状況はそれほど過酷でした。

時刻はもう午後4時です。この環境下で夜になってしまうと状況は増々悪化します。
嫌が上でも出発せざるをえませんでした。

ここでこの日のルートを振り返っておきます。↓

十和田市の廃路線でホルホルしてたのが、遠い昔のことにように思えてきます。
あれは遠い遠い今日の午前中の話でした。。

この先には大湯温泉があります。温泉宿がほしい。すぐにでも癒されたい。
でも全く宿の状況がわからないので、小さなガソリンスタンドで聞いてみました。

自分「この辺で飛び込みで入れる宿ってあります?」
店員「いやー、今日はどこも満室って言ってたなぁ。」

そう、今日は5月3日。世間では連休後半の初日です。宿に飛び込みで入るには条件が悪すぎる。
きっぱりと温泉宿を諦め、わずかな時間で環状列石をサラリと見学して、あとは高速道で移動することにしました。

次回は、その大湯環状列石の報告です。
サラリと済むでしょーか。。



コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://matsutake.asablo.jp/blog/2014/05/03/7314193/tb

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村