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青森ツーレポ(13)二ッ森貝塚 ― 2013年05月03日
十和田市の北に隣接している七戸町に二ツ森貝塚があります。
ここへ行きたくなったきっかけは、前日の三内丸山遺跡で目にした一枚のパネルでした。
↓これ。
ここへ行きたくなったきっかけは、前日の三内丸山遺跡で目にした一枚のパネルでした。
↓これ。
赤線部「埋葬された犬も見つかり、縄文人と犬との関係を知る上でも貴重です。」
青丸内「埋葬された犬」
おぉ! 縄文時代の犬が発掘されてたのかっ!
写真では小さくてよくわからないっ! 実物が見たいっ!
この時、私の脳内では「遺跡へ行く=出土品が見られる」という方程式が安易に成り立っていました。
それで私は是が非でも二ツ森貝塚に行くことを心に決めたのでした。
そして、二ツ森貝塚に到着↓
時刻は11:30ぐらいでしたが、観光客のかの字もない。
確かにへんぴなところにあるんですがね。。
ま、そんなこたぁ、どうでもいいです。
さぁ、いよいよ縄文犬とのご対面です。←勝手に命名してるし。
↓これが二ツ森貝塚のすべて。
竪穴式住居が二つだけ再現されていました。
「この竪穴式住居のどちらかに縄文犬はいる。」
そう信じて疑いませんでした。
左側の内部は空っぽでした。ということは右側にいるわけです。
5,000年前の犬ですよ。。
普段忘れてますけど、自分、一応獣医師ですからねぇ。興味津々なわけですよ。
ドキドキしながら右側の中へ入ります。
↓めくってね。
↑
真ん中に再現された炉が一つ。炉にはタバコの吸い殻が展示されていました。
その他、材木とか土嚢、ブルーシート、一輪車が無造作に展示されていたのでした。。。
「おぉっ! 縄文人は喫煙者だったのかぁぁ!」
「えぇっ!? 縄文人は一輪車も使ってたのかぁぁぁぁぁ!」
...とイヤミの一つも言いたくなります。←二つ言ってるけど。。
これでようやく私は、間違った方程式を妄信していた自分に気がつくのでした。
くまなく回りましたが、案内板にさえも一切縄文犬の記述がありません。
↓
どこにも縄文犬の痕跡がない。。
別の場所に展示してあるのか、それとも非公開で保蔵しているのか。。
もしや、さっきの北里大学獣医学部にあるのか??
そのぐらいは案内板に記載しておいてほしかったな。。。
お客様目線でお願いしますよ、ほんとに。七戸町教育委員会さまぁ。
でも案内板を読むと、この遺跡からなんと148棟の竪穴式住居跡が見つかったんですって。
全部ここに再現したら、さぞ圧巻でしたでしょうに。二つだけとはもったいない。
しかし、思わぬプレゼントがありました。二ツ森貝塚内を散策中に見つけたもの。
それがこれ↓
わかりますかね? モグラの穴です。
↑巨大なモグラの居住区を発見。こんな巨大なものは初めて見ました。
つーか、これって、訪れる人がほとんどないってことを示しているんじゃ。。。
↓竪穴式住居と横穴式住居の見事なコラボです。
傷ついた私の心はこれで一気に回復したのでありました。
さて、すでにこの日も午後に突入しています。旅先での時間の流れはホントに早い。
ここから私が向かったのは新郷村です。
ここから再び過酷な行軍を強いられることになります。
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