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山陰ツーレポ(21)出雲大社(1)2014年05月04日

さて、この旅の最終目的地であった全国の神々が集まるところ出雲大社。生まれて初めて訪れました。
時刻は午前9時半近くでした。すでに多くの参拝客がいます。

この参道の途中で行列ができていました。
何かと思ったら、小さな社があって、みんなそこで手を合わせています。

この時は知らなかったのですが、ここは祓社(はらいのやしろ)と いって、
参拝前にここで心身を祓い清めるのが手順だそうです。
それを知らない私は華麗にスルーしてしまいました。。

↓ほどなく大きな柱が目に入ります。

これは、平成の大遷宮の奉祝事業として建てられたもの。
出雲大社はかつては国内最大の高層神殿だったと言われています。
その柱を再現したものです。
樹一本では足らないので、三本をまとめて一本の柱として使ったようです。



そしてついにやってまいりました。出雲大社の拝殿と本殿。

出雲大社のご祭神はもちろん大国主大神(オオクニヌシノミコト)。ダイコク様ですね。
去年まで本殿造営のため、拝殿にご祭神が移されてたそうです。今はまた本殿におられます。

拝殿の裏へ回って、本殿の前へ行ってみます。

本殿前にはものすごい列ができていました。
別に本殿に入れるわけではなく、この門のところで参拝するだけです。
とても並ぶ時間などないので、ここもスルーしてしまいました。

ちなみに本殿の横には、大国主大神の妻・須勢理姫(スセリヒメ)の社と 、その父・須佐之男命(スサノヲノミコト)の社もあります。残念ながら、一番初めに結婚した八上姫は無視されていました。
出雲の人ではなく因幡の人だからでしょうかねぇ。。(可哀想。。)


↓拝殿の横には真新しい建物があります。

ご祭神が移されている間、拝殿を仮本殿にしたので、仮拝殿が新しく建てられたのでした。
後ろにそびえるのは、日本最大の日章旗。高さは48m。これは高層神殿の高さと同じだそうです。
旗の大きさは畳75枚分。つまり37.5坪。我が家の敷地よりも広いです。。。
重さは49kgもあるそうですが、この日は運良くきれいにはためいていました。

↓大国主大神の像もありました。

因幡の白兎も一緒です。でもここでも八上姫はスルーですか。。
ダイコク様は兄達に二度も殺され、その度に生き返って、最終的には兄達を全員滅ぼしてしまいますが、
そもそも八上姫をとり合ったのが原因でした。
ダイコク様を生き返らせた、
蚶貝比売命(きさがいひめのみこと) 蛤貝比売命(うむがいひめのみこと)は本殿横に祀られています。
それなのに、肝心の八上姫を完全スルーなんて、ちょっとあんまりな気がします。
そもそも自分と兄達の命を費やして、ようやく結ばれたというのに、その八上姫を放ったらかしにして須勢理姫と結婚してしまったのはダイコク様です。
八上姫が傷心のあまり因幡に帰ってしまったのは無理からぬことでありましょう。
出雲大社は縁結びの社と言われますが、その裏では壊れている縁もあるということは知っておく必要がありましょう。
(ちなみに八上姫は、鳥取市内の
売沼(めぬま)神社に祀られているそうです。)
(追記:マップを調べたら出雲市内にも八上姫神社がありました。)
なお、須勢理姫と結婚後も、ダイコク様は複数の姫と結婚してしまいますが、須勢理姫はそれに耐えたようです。
しかし、ダイコク様って。。。。お好きなんですね。。。


さて、道を挟んだお隣には、↓こんなものがあります。

神楽殿です。これは大昔からあったものではありません。
明治時代に設立された出雲大社教という宗教教団の施設です。
注連縄(しめなわ)は、本殿の倍の長さがあり、もちろん日本一のデカさ。
ちなみに出雲大社の注連縄は、他の神社と違って、巻き方が逆なんですって。

そして、その神楽殿の前にそびえ立つのが、例の日本最大の日章旗。


日本最大の日章旗っつーことは、世界最大の日章旗っつーことでもありますね。。
この旗よりも我が家は狭いのか。。と思うと、かなり切ないもんがあります。


さて、次回は併設されている、古代出雲歴史博物館のレポートです。



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