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山陰ツーレポ(19)境港市2014年05月03日

鳥取県での最後の訪問地、境港市に到着です。時刻は午後5時過ぎ

↓これがJR境港駅。

別名・鬼太郎駅ですって。でもちょっと控えめですよねぇ。米子鬼太郎空港のような思いっきりのよさは感じられません。
一応、屋根の上に灯台が乗っかってます。昔は駅のシンボル的な存在だったのかもしれませんが、今は目立たない存在になってしまってました。
ポストの上にも鬼太郎がいますね。

駅の真ん前にあるのは↓これです。

ピッカピカの大理石ですぜ。いやー、なかなか気合入ってますねぇ。

駅に隣接して、大きなビルが立ってます。
↓これ。

みなとさかい交流館。ド派手なイラストが、ここが妖怪の町だということを強烈にアピールしてます。
駅の灯台が目立たなくなるはずですわ。
そして、ビル前にはいくつかの妖怪像と、右端のタクシーの上には目玉オヤジもいます。

とにかく境港は妖怪だらけです。

境港市が水木しげる妖怪キャラに手を付けたのは1993年から。町興しの一環でした。
水木しげる先生も著作権料は取っていないそうです。素晴らしい郷土愛ですね。
「ゲゲゲの女房」が放映された2010年の観光客数は、年間370万人だったそうです。
ちなみに我が町、川越市の去年の観光客数は630万人です。さすがに東京から近いという地の利がありますからねぇ。。
だいたい370万人というと、飛騨・高山市の年間観光客数と同じくらいです。たいしたもんですよ。


駅前の道を進んでいくと、「水木しげるロード」があります。鬼太郎ロードじゃないのね。。

沿道に計130体のゲゲゲな銅像が並んでます。鬼太郎タクシーの事務所も見えますね。

ここはまだ端っこの方で、この先を進むとアーケード街になり、わんさと観光客がいました。
店も鬼太郎飴とか鬼太郎饅頭とか、ゲゲゲな特産品がいっぱい。
水木しげるロードと交差する通りは、カランコロン通り、ゲゲゲすじ、おやじ通り、べとべとさん通りなどの名前がついてます。
これでもか、これでもかというくらいのゲゲゲの嵐です。

有名漫画家の出身地はこれまでも見てきましたが、さすがにここまで徹底的に漫画キャラで染め上げてたところはありませんでした。
ここまで徹底してくれれば、正直、楽しいです。

あぁ、ウルトラマンとか仮面ライダーキャラで町を染めてくれるところはないかなぁ。。

ちなみに、JR境港駅は別名・鬼太郎駅でしたが、JR境線の駅は全て別名を持ってるそうです。
コロボックル駅ざしきわらし駅砂かけババア駅あずきあらい駅など。
米子駅はねずみ男駅だって。
この別名、いつ、どういうシーンで、誰が使うんですかね?



さて、境港はゲゲゲだけが取り柄じゃありません。本来は日本有数の港町です。

↓境水道大橋から見下ろした境港市街です。

境水道を奥へ行くと中海になります。中海と言っても海ではなく湖です。
なので、写真に写ってる境水道は「川」です。海に面しているように見えますが、川に面しているのでした。

そして、境水道が鳥取県と島根県の県境になります。
この写真を撮った地点は、すでに島根県に入っています。
ようやく、この旅の最終到達地・島根県入りを果たしました!

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さて、時刻は午後6時前です。昨日までならここから寝床確保モードに切り替わるところです。
しかし、日本最大の健康ランド不毛地帯は島根県松江市まで。松江駅前には24時間営業の健康ランドがあるので、今日はヨユーです。

境港から中海沿岸を回って松江駅に行く途中、道の駅「本庄」というところで奇妙なものを目にしました。

は? 弁慶の里? なぜにここで弁慶?

案内板を見ると、この地は武蔵坊弁慶の生まれ育った場所で、付近には弁慶森、弁慶島などのゆかりのスポットがあるんだそうです。
そういえば、丹後半島でも浦嶋神社に弁慶の絵がありました。二度目の遭遇です。

調べてみると、ここの他に和歌山県田辺市が弁慶の生誕地を名乗っているそうです。
どちらが本当かはわかりません。
ただ、ここ本庄では、武蔵坊弁慶はこの地に 1151年3月3日 に生まれたと、かなり具体的です。
信憑性で一歩リードかもしれません。


さて、ヨユーかまして、松江駅前に辿り着いたときには、午後7時を過ぎていました。

駅前の「サウナ25」へ入ります。

すると「本日満室」の文字が。。

いやしかし、部屋に泊まるわけじゃありません。これまでと同じように適当なところで転がって寝りゃいいのです。
しかし、フロントの回答は、

ダメの一言。。。

郊外型の施設と違って、駅前のビル内は消防法の縛りがヒジョーに厳しいようです。。
たしかに昔、新宿雑居ビル火災でたくさん亡くなりましたからねぇ。仕方がありません。
GW本番初日というのに、ヨユーかましてこんな時間にノコノコやってきた私が悪いです。。

ということで、午後7時を過ぎて、頼りにしていた宿泊先を失った私は、またジプシーと化してしまったのでした。

やっぱり山陰は不毛地帯です。。


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