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山陰ツーレポ(16)鳥取市2014年05月03日

2014年5月3日(土)

昨日は平日だったため、ビジネスホテルが飛び込みでゲットできました。
↓ビジネスホテルいわた。素泊まりで3800円でした。

フロントで聞いたら、一夜明けた今日から連休になるので満室だということでした。

とりあえず市内に鳥取城址があるようなので見に行きます。

↓鳥取城址。石垣と堀だけが残っています。

山を背後にした典型的な山城ですね。
なかなか落としづらい城に見えますが、羽柴秀吉に二度も落とされています。
いずれも兵糧攻めでした。一回目は3ヶ月。二回目は4ヶ月で落ちました。
二回目は20日分の兵糧で4ヶ月籠城したようで、城内はかなり人肉に手をつけるほど悲惨な状況に陥ったといいます。

派手な武力衝突はなかったので、天守などは温存されましたが、明治になってから取り壊されたそうです。もったいない。。

↓城内には、県立鳥取西高校があって、今も石垣が活用されていました。



さて、やはり鳥取といえば砂丘です。鳥取城址見学をさらりと終え、鳥取砂丘へ向かいます。

↓さすがに連休なのでものすごいクルマの数です。時刻は午前11時頃

駐車場が満車なので車列が完全に止まっていました。
それ以上に、ものすごい強風で砂丘の砂で視界が悪くなっていました。
PM200ぐらいでしょうか。。中国の大気汚染ってこんな感じなんでしょうね。。

↓砂丘へ行ってみると、さらにまともに強風をくらいます。

運悪く強風だったんではなく、こういう強風が吹く土地柄だからこそ、ここに砂丘ができたんでしょうね。
私はライダー用サングラス(顔に密着します)を持っていたので問題なかったんですが、皆さん、砂が目を直撃して大変そうでした。

この強風の中を風に逆らって砂浜を歩くだけで体力を消耗します。
↓この砂丘を登って鳥取砂丘を体感してもよかったんですけど。。

この後のことも考え、体力温存することにして、遠目に眺めるだけにします。←決してヘタレなわけではない。

--

鳥取砂丘を体感した後、海岸沿いを西へ向かいます。
しばらく行くと白兎(しらと)海岸に着きました。ひと目で “因幡の白うさぎ” の舞台だとわかりました。

場所は↓ここです。

地形が極端に違うわけでもないのに、ここでは鳥取砂丘ほどの強風は吹いていません。
やはりあそこは特殊な場所なんでしょうね。

↓白兎海岸の向かいには、白兎神社がありました。

今回、浦嶋神社に続く、昔話シリーズ第二弾です。

↓これが白兎神社の社。

ご祭神は、もちろん白兎神です。コンパクトな可愛らしい社でした。
大国主大神(オオクニヌシノミコト)八上姫(ヤガミヒメ)との結婚を予言したので縁結びの神ということになってます。

↓参道沿いに、御身洗池(みたらしいけ)がありました。

毛を抜かれた白兎が身体を洗い、葦の葉で傷を癒やしたと言われている池です。
一年中水位が変わらないそうなんですが、ホントですかねぇ。。
ちなみに日本史上、これが最初の医療行為なので、ここは日本の医療発祥の地でもあります。

↓参道入口付近には、こんな砂像がありました。

詳しい説明はありませんでしたが、おそらく大国主大神と八上姫でしょう。
八上姫は大国主大神の兄貴たち(八十神)からも求婚されていましたが、白兎の予言通りに大国主大神と結婚します。
昔話ではこれでハッピーエンドですが、古事記を読んでみると、この後大変なことになっていきます。
二人の結婚を妬んだ八十神たちは大国主大神を殺してしまうのです。
母神のお陰で生き返ることになりますが、その後、また八十神に殺され、また母神に救われます。
結局、ここにいたらヤバイってことで、大国主大神は須佐之男命(スサノヲノミコト)の元へ逃げるのですが、ここで須佐之男命の娘、須勢理姫(スセリヒメ)と恋に落ち、なんと結婚してしまいます。
そして、こともあろうにその須勢理姫を連れて、八上姫の元に戻ってきます。八上姫は遠慮して実家に帰ってしまいました。
これじゃあ、昔話にできませんわ。。
古事記を読む限り、大国主大神は三人と結婚しています。


では、白兎神社の最後はこの↓写真で。。

参道に沿って、こういう白兎の石像が並んでいるのですが、ほとんどに小石が積まれていました。
ヒッジョーにわかります。やりたくなりますよねぇ。



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