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中部ツーリング(2)三保2014年08月30日

2014年8月30日(土)

二日目です。
天気は曇り。夜に雨が降ってたようで地面は濡れていますが、朝には止んでいて今後降りそうな気配はありません。
この季節は、雨が降らないのであれば曇ってた方がライダーとしてはありがたい。

駿河健康ランドから東に進むと、三保の松原があります。

実はここは予定にはなかったのですが、走っている時に標識を目にしてムラムラっとしてしまったわけです。

行ってみるとすぐ目にするのがこれ↓です。

名勝三保松原って書いてあります。素直にみれば、これが三保の松原なんだと思ってしまいますね。
単なる松並木か...ショボっ! と、私も思いました。

しかし、そうではなく、神の道という立て札があるとおり、これは御穂神社(三保大明神)への参道なのでした。

この参道を進むと御穂神社に着きます。↓

ご祭神は大国主命三穂津姫。三穂津姫は大国主命の妻ですが、古事記には出てきません。日本書紀にのみ出てきます。
私が知る、八上姫、須世理姫に続く3人目の妻ということになりますが、みんなで7人いるそうです。。


さて、今日は神社に来たのではありません。松原に来たのであります。
無料の駐車場がありますので、そこにバイクを置きます。たとえバイクであってもこの配慮はヒジョーにありがたいです。
今回のツーリングは、この駐車場についても結構思うところがありましたので、今後こだわってレポートする予定です。

↓これが三保の松原の入り口です。

参道の入り口にあった、名勝三保松原の石碑は、本来ここにあるべきですよねぇ。

日曜ではありますが、観光客は少なかったです。。

↓ここから海岸沿いに松原が広がっております。

松原を抜けるとすぐに海岸に出ます。

天気さえよければ、ここから富士山の絶景が拝めるはずなんですが、今日は見事に雲にブロックされておりました。
昨日から麓を走っているというのに、一度も富士山の姿を見ていません。
地元・川越からも富士山は見えるのですが、せっかくここまで来たんだから雄大な姿を見たいですよねぇ。。

ホントならこう↓見えるはずなのです。

ま、これだけ見事に隠されると、かえって諦めも早くていいです。半分くらい見えてたら全部見えるまで待ってしまうのが私の性分ですから。。


さて、この三保の松原は「羽衣伝説」の地でもあります。

京都の丹後でも羽衣伝説がありましたが、内容は違います。
丹後の羽衣伝説は、羽衣を失った天女が天に帰れないままに終わってしまい、最終的には奈具神社に祀られることになりますが、三保の羽衣伝説は天女がちゃんと羽衣を返してもらって天に戻るというハッピーエンドです。
なぜ「羽衣の松」なのかというと、天女が松に羽衣を掛けておいたからなんですね。
羽衣を盗んだ、けしからんヤツは白龍という漁師だそうです。名前が漁師っぽくないのはスルーしてあげましょう。

しかし、この「羽衣の松」は平成22年に世代交代があったそうで、今の松は先代の後継です。
先代の松は、↓こうなってました。

う〜む。。こういうのってアリなんだろうか。。。
松だって生き物だから寿命っつーのがあるのはわかるんだけど。。
でも、羽衣を掛けておいたから羽衣の松というのであって、世代交代で済む話じゃないような気がするんですが。。
特定の一本に絞るからいけないんじゃないでしょうか。
「この辺りの松のどれかに掛けておいたらしい」というのと、
「この松に掛けておいた。でも別の木に世代交代しました」というのでは、どちらが観光客として納得できますかねぇ。。
私は前者でいいんじゃないかと思うんですけども。。


ちょっと寄ってみただけの三保の松原でしたが、意外にも時間を使ってしまいました。
この後、海岸沿いに西へ進みます。



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