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東北ツーレポ(9)久慈 ― 2012年08月22日
2012年8月22日(水)
五日目です。
久慈では健康ランド・古墳の湯に宿泊しました。
↓
五日目です。
久慈では健康ランド・古墳の湯に宿泊しました。
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建物は新しいながらも料金は最安の2000円。いい施設でした。
今日は雲一つない快晴です。酷暑になりそうだ。
久慈市街の中心部を走っていて、なんとなく他の街と雰囲気が違うな~と思っていたんですが、ある交差点でようやく気付きました。
↓
赤信号の間に急いで撮った写真です。わかるでしょうか?
電信柱がないんですね。それで街並がスッキリとした感じがしたのでした。
川越だって、蔵造り通りのほんの200mぐらいしか地中化してないというのに、ここは観光地でもないのにこのスッキリぶりです。
あっぱれと言うしかない。
ちなみに、日本で最大の琥珀の産地だそうです。
この久慈市では津波被害がなかったわけではありませんが、死者は二名のみだそうです。同じ岩手県内で、市街地が平地にあるにも関わらず、陸前高田のような壊滅状態に至らなかったのは、やはりかなり北に位置しているからでしょう。
YouTubeで当時の映像を確認しましたが、確かに津波は押し寄せているものの、石巻や気仙沼ほどの勢いがありません。
ただ、沿岸部では建物の損壊が結構あったみたいです。
沿岸部へ行ってみると、がれきがまだ野積みされてました。
↓
これは主に金属系のがれきのようです。
この道沿いのエリアが、がれきの仮置き場になってるらしく他にもまだまだがれきの山がありました。
このがれきの山に時の流れを感じました。
これ↓をご覧ください。
出ました。雑草くんたち。
さすがに金属系のがれきには少なかったんですが、この木材系のがれきには
ばっちり繁殖。
そして、がれきの中で最もインパクト強かったのが、
これ↓
ついにがれきが自然と一体化してしまいました。。
ちゃんと近寄って確認しましたが、間違いなくがれきなんです。
ここまでになると、「もう放っといてええんちゃう?」と無責任ながら思えてしまいます。
がれき処分は震災復旧の大きな課題だと言われてきましたが、これを見てしまうとそれほど大きな問題に思えなくなってきました。。。
いや、冷静に考えると絶対に大きいんでしょうけど、これを見た瞬間はそう感じてしまいました。
しかし、雑草って、海水に浸かった後でも平気で生えるんですね。恐るべし。
さて、沿岸部には久慈国家石油備蓄基地もありました。
↓

もろに沿岸に面していますので、かなりの被害を受けたと思われ、復旧工事中でした。
ここの備蓄量は176万kLらしいです。日本のわずか2.5日分でしかありませんが、申川油田の54年分と書くと、ものすごい量に感じられます。
その量の石油が流出したのかどうかは知りません。
普通に考えて流出しとるでしょうね。。報道にはなかったように思いますが。。
あ、今思いましたが、ひょっとして備蓄基地を誘致した見返りで市街地の電線地中化ができたとか?
いかんいかん。無意味に深読みしすぎやな。。
このように懸命に復旧作業が行われているところもあれば、まったく手つかずのところもあります。
県道44号を走ってて見たのがこれ↓です。
去年の3.11のまま完全放置プレイです。
復興大臣が「優先順位をはっきりさせて予算付けしていく」と言っておりましたので、この防潮堤は思いっきり優先順位低いんでしょうな。
ま、特に意見はありません。こういう風景もありましたよ、ってことで。。
さて、久慈を離れ、海岸を北上していくと、陸中中野という集落があります。
そこから海岸に出たところで、潮風を受けながら朝食を。
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復興大臣が「優先順位をはっきりさせて予算付けしていく」と言っておりましたので、この防潮堤は思いっきり優先順位低いんでしょうな。
ま、特に意見はありません。こういう風景もありましたよ、ってことで。。
さて、久慈を離れ、海岸を北上していくと、陸中中野という集落があります。
そこから海岸に出たところで、潮風を受けながら朝食を。
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これが至福のひと時です。
たとえコンビニ食であろうとも、このシチュエーションに勝る味付けは他にはありますまい。
さて、この陸中中野にはJR八戸線の駅があります。
それがこれ↓
なんとも可愛らしい駅舎じゃないですか。
思わず宿泊したくなるような衝動に駆られますね。。
陸中中野をさらに北上していくと、県境を越え、青森県に入ります。
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