★★ 目次INDEXはこちらです。 ★★
【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(2)(12.5)
【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(1)(11.30)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(4)(10.29)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(3)(10.27)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(2)(10.25)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(1)(10.24)
【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(2)(12.5)
【アップ情報】 旧陸軍桶川飛行学校(1)(11.30)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(4)(10.29)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(3)(10.27)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(2)(10.25)
【アップ情報】 千葉県栄町探訪(1)(10.24)
東北ツーレポ(8)三陸海岸 ― 2012年08月21日
遠野を離れ、太平洋岸に向かいます。
今日は宮古から三陸海岸を南下して、去年訪れた気仙沼や陸前高田の現状を見て回るつもりでした。
宮古に入る手前のコンビニで休んでいると、バイク好きなおじさんと出くわしました。休日にはハーレーに乗ってるそうです。
しばしのバイク談義の後、行き先を聞かれたので、三陸海岸を南下すると答えたら、黒崎灯台を勧められました。
そして二人で地図を見ながらの談義となります。
「素晴らしい断崖だ。絶対お勧めだ。」
とおじさんは力説します。 しかし、そこは予定とは逆方向なのです。。
かなり悩みましたが、結局、ジモティの意見を採用することにしました。
ハーレーおじさんは満足そうにクルマで去っていきました。
今日は宮古から三陸海岸を南下して、去年訪れた気仙沼や陸前高田の現状を見て回るつもりでした。
宮古に入る手前のコンビニで休んでいると、バイク好きなおじさんと出くわしました。休日にはハーレーに乗ってるそうです。
しばしのバイク談義の後、行き先を聞かれたので、三陸海岸を南下すると答えたら、黒崎灯台を勧められました。
そして二人で地図を見ながらの談義となります。
「素晴らしい断崖だ。絶対お勧めだ。」
とおじさんは力説します。 しかし、そこは予定とは逆方向なのです。。
かなり悩みましたが、結局、ジモティの意見を採用することにしました。
ハーレーおじさんは満足そうにクルマで去っていきました。
コンビニを出て、ほどなく宮古に到着です。
宮古は気仙沼、石巻と同じく、市街地は高台にあるため、津波の被害を免れています。↓
宮古は気仙沼、石巻と同じく、市街地は高台にあるため、津波の被害を免れています。↓
信号で止まっている時にふと目に留まった店に「当店は被災者の方々を応援しています」というステッカーが貼ってありました。
我々、東北以外の者からは、三陸沿岸の街は被災地としてまとめて見てしまいますが、ライフラインが復旧した今、街の中で二極化が明確になっていることがよくわかります。
しかし、港湾部に出ると、部分的にこのような↓風景もところどころに見られました。
明らかに一般家屋なんですが、かろうじて残った塀に「撤去OK」と書いてあります。ここの他にもいくつか「撤去して」とか「撤去可」と書いてある塀が点在していました。
この写真で感じるのは、雑草の多さ。
普通、雑草が生い茂ると荒涼感が際立つもんですが、ここの場合は逆。
この雑草の多さが、被災の生々しさを無くしてしまってます。
去年5月に訪れた時は、その雑草さえもさらわれていましたから、津波の脅威が生々しく感じられました。
しかし、こうして雑草に覆われると、「過去の出来事だよ~ん」感が引き立ってしまいます。
一年後に訪れた被災地で、私が感じたキーポイントはこの雑草であります。
この雑草たちは、この後、久慈市でも強烈なインパクトを与えてくれることになります。
さて、↑これは宮古・浄土ヶ浜。海は美しく、平日でありながら観光客もたくさん来てました。
ここまでは予定のルート。
ここから先は南下するつもりでしたが、ハーレーおじさんの意見に従い、北上していくことにします。
偶然にもこの宮古は陸中海岸のちょうど境目にあたるところで、ここから南がリアス式海岸、北が隆起海岸になります。
リアス式海岸は土地が沈んでできたもの。
隆起海岸は土地が隆起してできたもの。
だから北に行くと、隆起して波に浸食され、ハーレーおじさんの主張したように断崖が多くなる訳ですね。
まずは、位置関係をはっきりさせておきましょう。
↓
宮古と久慈の間に延びる海岸線が今回の舞台です。
紹介してもらったのは、鵜の巣断崖・北山崎・黒崎の三カ所。
ハーレーおじさんを信じて、南から北へ三カ所すべてを回ってきました。
ではまず鵜の巣断崖から。
↓
おおっ!こうして見るとなかなか圧巻であります。
次に訪れたのは北山崎。
↓
ここは奇岩が目を引きます。よく駅のポスターでも見かけました。
展望台から海辺まで降りられるんですが、350段の階段を昇り降りする必要があるので、時間と体力を考慮して断念しました。
この北山崎は国立公園らしく、ちゃんと公園が整備されておりました。
↓
ただね....まったくの無人。
平日火曜日の午後6時前だったんで、仕方ないかなとは思います。
あんまり人がわんさかいるとうんざりしますけど、誰一人いないというのも寂しいもんですね。自然相手だと得した気分になるのに、こういう場所は逆に寂しい気分になります。。

↑
店もすべて閉店。日中は賑わってたんでしょうねぇ。。
観光地というのは、訪れる時間帯によって受けるイメージが違うという好例でしょうかね。
最後は黒崎です。ハーレーおじさんが真っ先に挙げた地名がここ。黒崎灯台がお勧めだということでした。
さて、行ってみると↓
ま、一応立派な灯台があります。でもあまり心は動きません。。
そして第一展望台から南側をみた風景。
↓
う~む。。なんか消化不良な眺め。。
木が邪魔なんですね。展望台だって、もうちょっと海側に設置してくれないと。。
消化不良を通り越して、下痢しそうになったのがこれ。
↓

展望台から北側の眺め。
見えません。
展望台なのに展望できません。。
これはいかんでしょう。展望台失格です。
ということで、ガッカリ感もありましたが、感動したスポットもあり、ネタ的には非常によろしかった三陸海岸でした。
この日は、このまま北上して久慈市に宿泊です。
最近のコメント