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北陸ツーレポ(17)能登町(1)2013年08月28日

しばしのアニメモードを脱した後、そのまま能登半島を北上し、穴水を経由して
能登空港へ向かいます。穴水は、のと鉄道七尾線の終点駅です。
能登の西海岸には元々鉄道は走っていないし、北の輪島市も鉄道が廃線となってしまったので、能登半島の鉄道での最北端は穴水駅ということになります。


穴水ICから能越自動車道に乗ります。左に行くと能越自動車道。右がのと里山海道
↓どうみても高速道に見えますが、どこにもゲートはありません。


↓走ってみても、やっぱり高速道に見えます。

しかし、行けども行けどもゲートはありません。有料なの?無料なの??
あ、ちなみにこの写真、走りながらシャッター押してます。
良い子は真似しないように。天才ライダーにしかできません。

結局、この道は無料でした。紛らわしい緑の標識が設置されているのは、
2013年3月31日まで有料道路だったからでした。今年度から無料開放されたんですね。

帰宅後に調べてみましたら、能登半島の自動車道事情は複雑でした。
今後、行かれる方は注意してください。

まず、北陸の大動脈は北陸自動車道です。これはNEXCO中日本の管轄。
そこから分岐した赤色の部分が能越自動車道です。
二重線部分が有料区間。富山県道路公社の管轄です。
それ以外は無料で国交省管轄。なので能登自動車道は国道470号でもあります。破線部分は未完成。

北陸自動車道から分岐した緑色のもう一本の道路が、去年度まで有料の能登半島縦貫有料道路でしたが、
今年度から無料化されて、のと里山海道に名称変更されています。これは初めから県道でした。
こののと里山海道能越自動車道が半島中央部で合流し、穴水ICまで重複します。(紫の部分)
穴水ICから能登空港までは、またのと里山海道で将来は輪島まで延びるようです。

北陸自動車道から能登半島を北上するには、絶対にのと里山海道を利用した方がいいです。

さて、快適に飛ばして到着した能登空港。↓

ここは羽田空港行きの便しかありません。一日二往復で、羽田まではわずか 65分!
乗り入れはANAのみ。
全国初の搭乗率保証制度が設けられていて、年間平均搭乗率が70%未満の場合は、
石川県が損失補填することになっています。← 実は開港から8年連続で補填してるらしい。。
なお、石川県にはこことは別にもう一つ、北陸の空の玄関・小松空港がありますね。

別に空港を見たくてここへ来たわけではありません。
見たかったのは、↓これなのです。

道の駅「能登空港」
空港のターミナルビルが道の駅になってるというので、吟味しにやってきました。
案内板には、道の駅施設案内(ターミナルビル)と書いてあって、
なんとなく、空港ターミナルが道の駅の一部であるかのような書きっぷりです。
いいですね、では吟味しましょー。

ターミナルビルに入ってみると、↓こんな感じ。

奥の赤丸部分が道の駅。
フロアの一角をちょっとお借りしてま~す的な存在。。
外の案内板の威勢の良さはどこへやら。。

↓反対側はこう。

別に普通の空港となんら変わるところはありません。
もう少し「道の駅」らしさを演出してくれてもよかったのに。。
なんか落ち着いて休憩しにくい。
せっかくの立派な施設が有効に使えていない感じがしました。

ちなみに、道の駅と空港が一緒になっているのは全国で二ヶ所だけで、
もう一つは、秋田県の大館能代空港だそうです。
ま、これを見る限り、「だから何?」という感想を持たざるをえないかと。。

- -

さて能登空港の吟味を終え、再び海岸へ出て、能登町の中心・宇出津(うしづ)へやってきます。
かつては、のと鉄道が走っていましたが、2005年に廃線になってしまいました。
宇出津駅跡は公園に姿を変えようとしている最中でした。
 ↓

駅の面影を残した公園になるようです。何か哀愁を感じますね。。
地元民のお気持ち、如何ばかりかお察しします。

↓線路も撤去され、トンネルだけがむなしく残ります。

遊歩道かなんかで有効利用されることを切に希望します。
そうでなきゃ、怪しい心霊スポットへの凋落は目に見えてますから。

ライダーとしては、駅はその町の貴重な情報源ですから、なくなってしまうと困ります。
せめて、観光案内所ぐらいは.....とも思うのですが、駅がない以上、この場所に観光客が訪れることもないので、
観光案内所も必要なくなるんですね。。
場所によっては、廃線後、バスターミナルに姿を変えるところもありますが、公園になってしまったらお手上げです。

さみしい能登町の実態を目にしてしまい、悲しい気分になりますが、
いやいやそんなことはありません。この後、能登町で心躍るものを発見することになります。
それはまた次回。



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